womb
sex:男性
age:16
height:169cm(ヒール込)
like:人間,美しいもの
dislike:████
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母親が、お腹の中にお星様が流れ込む夢を見て生まれた星のこども。脳を溶かすような甘く美しい歌声の持ち主。父親は「存在しない」。恋愛感情や性欲がよくわからない。
天真爛漫で、自信家で、裏表のないはっきりとした性格。思ったことをそのまま口にしてしまう。自画自賛をするし、人のこともよく褒める。束縛を嫌い、自分を抑えつけようとするものを自力で撥ね退ける意思の強さを持っている。周囲の人間を振り回しがち。スキンシップが多め。
箱庭育ちのようでいて意外と生活力があって逞しい。頼めばりんごをうさぎの形に剥いてくれる。
幼少期に異国の聖歌隊に所属していた。現在もミュージシャンとして活躍している。ファンアートでは頭上に棘のついた輪っかのある状態で描かれる。
同じくミュージシャンだった祖父が幼い頃に磔にされて殺されていて、本人もよく殺害予告を受けている。過激なファンが多く、使用済みの妊娠検査薬やオナホールが送られてきたり、私物が他人の体液でまみれていることもしばしば。本人は好かれすぎるというのも罪だな、くらいに考えている。
天国に呼ばれる声が聞こえている。
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【奇跡】
トータはその生い立ちや整った容姿から神聖さを伴っていた。彼は存在するだけで人を狂わせた。エスの力を奇跡だと崇め、その恩恵を独占しようとする周囲の大人に囲われ、奪い合われてきた。過度な神格化により生まれた人工の救世主さまだった。
トータはどんな形であっても他人から求められることが嬉しくて、大人がありがたがるから、ただ教えられるままに洗礼を授けている。
その美しい声を保つために、トータをより神聖な存在に高めるために、幼い頃に祖父の知り合いによって無理矢理去勢されている。この事実は公には知られていない。
【殺されたい欲望】
トータはいつか殺されて死にたいと願っている。
救世主という理想の押し付けは、トータが本当はただの一人の人間であるという事実を霞ませてしまった。ただ一人、本当の自分と対等に向き合ってくれる人間だった祖父の遺言を聞き取れなかったことを心残りに思っていて、彼と同じように生き、同じように死ぬことでその遺言を理解しようと画策している。
【聖痕】
祖父の遺品の装飾品を着用するようになってから、焼け爛れたような赤い跡が身に着けた箇所につくようになった。
金属で皮膚がかぶれてしまう体質。周囲の大人からは聖痕だと囃されている。
【天国の呼び声】
トータは天国についてぼんやりと、すべてをひとつにしてくれる場所だと考えている。人と手をつないだ時に体温が混ざり合って輪郭がなくなること。自分の歌声で会場の想いがひとつになること。合わさってひとつに混ざる時に、トータは天国を感じる。
エスの症状が強く出ることで耳鳴りが頻繁に起きるようで、トータはこれを「天国の呼び声」と呼んでいる。
トータには天国の呼び声の意味内容を理解はできない。だからこそ祖父の遺言と重ねている。
【性的指向】
トータは人が好きだ。もっと多くの人の価値観を知ろうと積極的に他人と関わろうとする。特別な生まれの、天性の才能を持った、自分に好意を寄せる魅力的な美少年。たちまち恋愛感情を抱かれ、自分だけのものになってほしいと言われることになる。そうなると途端に理解が及ばなくなる。
自分が誰か一人だけに愛を与える、ということの想像がトータにはつかない。どうして自分が愛を与える相手を限定しなければならないのか。性的な行為に嫌悪感はないけれど、それがトータには大したことに思えない。恋や性に対する常識といわれるものが自分には尽く理解できなかったものだから、きっと自分には恋愛感情はわからなくて、皆と友達でいたいのだなと結論付けた。友達ならいくら多くても問題にはならないから。恋がわからないこころで、ラブソングを歌い続ける。
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【エス】
トータと接していると、怖いと思っているものへの恐怖心が徐々になくなってしまう。
彼の授ける洗礼。授けた相手には赤い跡(聖痕)があらわれる。
彼はエスの力を、過度な恐怖を和らげるためだとか、人の役に立てるような形で使いたいと思っている。
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【関係性】
強大な力を持って生まれたからにはその力を正しく人のために役立てなければならないという彼の信条に共感している。
ただどれだけ大きな力を持っていても、全ての人を救うというのはたとえ救世主であったって不可能なことで、人それぞれに救うことのできる人間とそうでない人間が決まっているとトータは考えている。
だからこそ頼ってほしい。その両手の範囲を広げるために手を貸してあげたい。
ニツキ
誰にでも柔らかい態度で、感情のコントロールが上手くて、冷静に人を納得させ導くような伝え方ができる、そういうところをすごいなと思っている。別に、ニツキに負の感情がないなんて思っていない。それを表に出さないところが尊敬に値するのだと思っている。自分はとても苦手なことだから。
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トータは自分のファンをとても大切に思っている。彼らが自分を天国へ連れて行ってくれるのだから。自分という存在が彼の考えに影響を与えて、彼を構成する要素の一部になれたことが誇らしい。
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メイ
初対面で何か特別なものを感じたのか、死に対する感覚が自分と似ていると感じたからか、自分たちこそが運命に結ばれた唯一無二の友だと言い張り、揺るぎない信頼を抱いている。メイのことを特別に思っているけれど、自分だけの特別であってほしいとは思っていないので束縛はしない。メイが皆と仲良くしていると嬉しくなる。
メイは自分と関わっても何もしてあげられないと思っているようだけれど、トータにとってそんなことは重要ではない。彼の存在ごと全肯定する。
メイが死人にしか恋愛感情を抱けないことと、もっと仲良くなりたいという気持ちが変な方向にねじ曲がったことで、█████████████████████████████████████████████
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「いいだろう、導いてやる、この俺様が!」
「ふっ、飽きない奴だ」
「安心するといい、なんといってもこの俺様が付いているのだからな!」
「流石は俺様の見込んだ男だ!」
「天才は往々にして孤独なものだ。…寂しくないと言えば噓になる」
一等星 トータ(ヒトトセ トータ)